AIとデータ活用による第4次産業革命が、私たちの社会を根本から変えようとしています。シンギュラリティ時代の到来。それはまた、人間の存在価値を突き詰めることにもなります。では、人間にしかできないこととは?それは、他人と出会い、協働し、感動を分かち合うことだと、わたしたちは考えます。
不連続で見通しの利かない時代に、人と出会い、価値を高め合う方法として。わたしたちは、「関係デザイン」 という考え方を構想しました。
人間が、手のつなぎ方を忘れてしまう前に。関係デザインについて、ともに学び実践してきましょう。

EVENT INFORMATIONS

”コミュニティ作りやエコシステム生成は、何から手をつけたらいいんだろう?”

”関係人口が生まれるには、どのようなファシリテーションが必要なんだろう?”

”関係デザイナーの先人たちの、具体的な取り組みや成果について知りたい。”

”人口減少を前提にした、経済や企業活動の持続可能性ってなんだろう?”

アフターコロナの激動の中、新たな社会の潮流を生み出すイノベーターの皆様へ。ESGを基軸に社会を更新することが求められる今、わたしたちが提唱する「関係デザイン 」は、皆様のビジネスの成長やスケールアップに貢献できるものと信じています。コミュニティを育み、エンゲージメントを高めることをミッションとする皆様は、関係性をデザインする力を既に持っていらっしゃるかもしれません。多くの実践者が、関係デザインに多様なアプローチを持って取り組んできたことを紹介し、皆様にとって役立つフレームを提供します。そして、関係デザイナー同志が出会い、新たなコミュニティが形成されることを目指します。

2023年5月14日

10時 ~ 18時

フェアバンクス福岡

3,000~5,500¥

TIMETABLE

• 10h - 10h30 •
オープニングセッション
• 10h30 - 12h •
#1
人間中心 - HUMAN-CENTERED
12h - 13h
Lunch ランチ
13h - 14h15
#2 自己変革 - IDENTITY SHIFT
14h15 - 14h30
Break
14h30 - 15h45
#3 コミュニティ - COMMUNITY
15h45 - 16h15
Break
16h15 - 17h30
#4 関係デザインの実践 - PRACTICE
17h30 - 18h
クロージング・交流会
18h - 19h
Chat &relax

#1

HUMAN-CENTERED 人間中心

10h30 - 12h

「つながり」というモノサシは新たな文化になりうるか?

良質で持続的な関係を築くためには、心を通わせ感情が伴う状態が必要です。家族やコミュニティといった身近な関係から、従業員のエンゲージメントやステークホルダーとの関係などスケールにおいても関係デザインは機能します。特に企業にとってESGやSDGsの観点からも、コミュニティの健康度や多様性が問われているいま「つながり」という新たな指標の立て方に焦点を当てます。
田村 大(Re:public) / 福垣アリスン(tonari)/ 鳥居 希(バリューブックス) /  ハレ・ローラン(ツナガル)/ バレ・アリス(ツナガル)

#2

IDENTITY SHIFT 自己変革

13h - 14h15

自己変革をもたらす旅の力とは?

旅が持つ力のひとつが、価値観やアイデンティをアップデートすることがです。またそれは、イノベーションの源泉にもなりえます。このセッションでは会社や組織がアップデートし続けるための文化創出を「旅」をキーワードに紐解いていきます。世界中を旅してきた旅人や旅の可能性を広げるためのビジネスを生み出してきた起業家たちと、新たな地平線を探索します。
西村勇哉(ミラツク) / 大瀬良亮(遊行)/ MaSaTo(MaSaTo世界一周学校) / 竹林 謙(ツナガル)

#3

COMMUNITY コミュニティ

14h30 - 15h45

これからのコミュニティのあり方とは?

その機能や有用性が注目されて久しく、地域社会だけでなく企業や組織にとってもコミュニティという単位が浸透しています。これからのコミュニティのあり方とは?ローカルあるいはグローバルでコミュニティを生み、育てるためのビジネスに取り組む先駆者の視点の先にあるものを学びます。
山崎亮(Studio-L)/ 阪井祐介(MUSVI)/ 鳥居 希(バリューブックス)/ 竹林 謙(ツナガル)

#4

PRACTICE 関係デザインの実践

16h15 - 17h30

関係ファシリテーションのテクニックとは?

関係ファシリテーションのテクニックとは?地域、行政内、グローバルビジネスで関係デザインを実践してきた方々と、感情やムード、共創と創発を促す関係のデザイン方法を学びます。コミュニティリーダーやマーケーターはもちろん、家族やパートナー、チームなどあらゆるシーンで関係を育む皆様に使えるノウハウを伝授します。
長井伸晃(神戸市役所)/ 本間勇輝(社会起業家)/ 岩永真一(福岡テンジン大学)/ ハレ・ローラン(ツナガル)

SPEAKERS

YAMAZAKI Ryō
山崎 亮
Studio - L 代表
NISHIMURA Yuya
西村 勇哉
NPO法人ミラツク
MaSaTo
世界一周学校 校長
FUKUGAKI Alisaun
福垣 アリスン
tonari一般社団法人株式会社
TORII Nozomi
鳥居 希
株式会社バリューブックス
IWANAGA Shinichi
岩永 真一
福岡テンジン大学

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関係デザイン ― ポスト資本主義社会の出発点

世界はいま、構造的な変化を切実に必要としています。私たちが直面する課題は複雑に絡み合い、その解決には、協調的で人間中心のアプローチが求められています。関係デザインは、コミュニティ、企業、政府が一体となって、より良い未来を創造する力を与えることができる手法です。

関係(リレーションシップ)の重要性を認識しましょう。ステークホルダーのニーズと視点を深く理解し、そのニーズを反映したソリューションを創造しましょう。効果的なだけでなく、持続可能で意義のある解決策を生み出しましょう。関係デザインはまた、地域コミュニティとその行動に力を与えることができます。

構造的な課題の影響を最も如実に受けているのは、地域コミュニティなのです。彼らの創造性や創意工夫を引き出し、効果的かつ持続可能な解決策を生み出す。そのために、関係デザインは有効です。

もちろん、地域コミュニティだけでなく、地方自治体や企業もまた、重要な役割を担っています。これらのステークホルダーは独自の課題に直面しており、コラボレーションによってのみ、課題を克服することができるはずです。

最大の課題のひとつは、従来の資本主義のパラダイムから、より持続可能で人間中心のアプローチに移行する必要があることです。これは反資本主義を意味するものではありません。現在の資本主義モデルが持続可能でないことを認識し、社会のニーズを反映した固有な解決策をデザインする必要があるのです。

ポスト資本主義を実現するキーは、関係をデザインすることにあります。イノベーションとテクノロジーは、目的を達成するためのツールに過ぎません。関係デザインの根底にあるのは、相互理解と共感です。そうすることで、より協調的で人間中心の未来、私たち全員が活躍できる未来を創り出すことができる。そう考えています。

チームメンバー

ツナガルENdemicチームは、第1回関係性デザインサミットの設計・運営を担当しています。
BALLE Alice
バレ•アリス
Scientific Director
TAKEBAYASHI Ken
竹林•謙
Producer
HALLER Roland
ハレ•ローラン
Creative Director

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